注文住宅の失敗:お風呂場での失敗『玄関とお風呂場を近い位置にすれば良かった!』
こんにちは。
住宅環境サービスの渡辺です。
住宅環境サービスでは、名取市・仙台市・岩沼市を中心に、注文住宅・リフォーム・リノベーションを手掛けています。
私たちは、「夏は涼しく、冬は暖かい」、そんな快適な住まいづくりを目指し、断熱性能にこだわった家づくりをお施主様と一緒に行っています。
長く愛着を持てる家、それが私たちの目指す住まいです。
今回は
注文住宅の失敗:お風呂場での失敗『玄関とお風呂場を近い位置にすれば良かった』
というテーマでお話いたします。
■玄関とお風呂場の配置、意外と見落としがちです!
家づくりの打ち合わせでは、「リビングは南向きに...」「キッチンの収納を多く...」といった希望はよく話題に上がりますが、**意外と見落としがちなのが「玄関とお風呂場の位置関係」**です。
実際に注文住宅を建てたあるご家族から、こんなお声をいただきました。
「小学生の息子がサッカーから泥だらけで帰ってきても、玄関からすぐお風呂に行けないので、廊下やリビングまで汚れてしまって困ってます...」
このように、玄関とお風呂場が離れているだけで、日常のストレスが増えることもあるんです。
特に小さなお子様がいるご家庭や、外での仕事や趣味が多い方にとっては、「帰宅後すぐにお風呂に入れるかどうか」が快適さに直結します。
■ 「玄関の近くにお風呂場を設ける」という選択肢
日本の住宅では、「お風呂は家の奥にあるもの」という固定観念が根強くあります。もちろん、プライバシーを守る意味では理にかなっているのですが、実用性・動線の観点から考えると、玄関の近くにお風呂を設けるのも非常に合理的な間取りです。
特に、玄関→洗面脱衣室→浴室という流れをスムーズにできれば、
・外からの汚れを室内に持ち込まない
・帰宅後すぐに清潔になれる
・子どものお風呂への誘導がしやすくなる
といったメリットがたくさんあります。
■ 生活パターンをもとに動線を考えるのがポイント
では、実際にどう設計すればいいのでしょうか?
以下の4つのステップで考えてみましょう。
① 家族の帰宅パターンを整理する
まずは、誰が・何時に・どんな状態で帰宅するのかを書き出してみましょう。
たとえば:
子ども:夕方に泥だらけで帰宅
夫:仕事後に汗をかいて帰宅
妻:買い物のあとで手洗い優先
② 「玄関→洗面→お風呂」の動線を描いてみる
図にしてみると一目瞭然。「ただいま」から「さっぱり」までの流れを妨げないレイアウトを目指します。
③ 洗濯・脱衣とのバランスも考える
玄関とお風呂が近くても、脱いだ服の洗濯がスムーズにできないと意味がありません。
ランドリースペースや洗面室との位置関係も一緒に考えましょう。
④ 設計士に生活動線をしっかり相談する
ご自身のライフスタイルを設計士にしっかり伝えることが重要です。プロならではの提案もあるかもしれません。
■ こんな快適な毎日が待っています!
実際に、玄関の近くにお風呂を設けたご家族からは、
「サッカーから帰った息子が、勝手にお風呂に直行するようになって助かってます!」
「夫が汚れた作業着のまま家に入らなくなったので、掃除がラクになりました」
といった声をいただいています。
このように、「玄関とお風呂の距離」は小さなことに見えて、実は日常の快適さに直結する大事な要素なんです。
■ まとめ
玄関とお風呂の位置関係は、実際に住んでみないと気づきにくいポイントですが、暮らしやすさを左右する重要な視点です。
家づくりの際は、ぜひご自身のライフスタイルをふまえて、日々の動線を意識してみてください。
家づくりでお困りのことがありましたら、お気軽にご連絡ください♪
本日はここまでとなります。
ありがとうございました。